2016年から開催している産業用ドローンスクール仙台主催!ドローン体験会

産業用ドローンスクール仙台では、ドローン体験会を開催しております。
少しでもドローンに興味がある人なら大歓迎! 弊社が自信をもって飛行体験をサポートいたします。

目次

過去の体験会一覧

  • 土木・建設業者向けの体験講習会
  • ドローン3次元計測コース体験会
  • 法人・官公庁向けドローン体験会
  • カメラマン必見!「ドローン空撮体験会」
  • 産業に期待される大型ドローン&マルチスペクトルカメラ無料体験会
  • 初めてのドローン体験!ド素人が Phantom 3 を操縦してみた
  • オーダーメイドプランにてドローンの出張講習及び産業用ドローン体験会

土木・建設業者向けの体験講習会

土木・建設関係者様からのご依頼により、ドローン体験会を実施いたしました。

以下実施内容を簡単にまとめましたので、体験会参加をご希望また機体導入のご検討をされている方は、参考にしていただければ幸いです。

基本となるドローンに関する法律

座学講習では、ドローン実務者に欠かせない法律を確認いたします。

法律といっても決して難しい内容ではありません。

「ドローン飛行が禁止されている場所とは?」「飛ばすためのルール」など、ドローンを飛行させる基礎となる部分です。

基本となる法律関係

こちらのページで基本的なドローンの法律が確認できます。

業務に向いているドローンの選択と操縦

今回の講習では、台風などの災害が起きた時に、いち早く被害状況を知るためにドローンを使いたいというご要望がありました。

大型のものは不要で、すぐに現場に持ち運んで調査ができるタイプの機体という点から、DJI Phantom4 Pro を選択しました。

業務に向いているドローンの選択と操作

あわせて機器の説明、操作方法の確認と実際の飛行までを行いました。

飛行は弊社の野外ドローン練習場「ブーメラン」です。

土木・建設業者向けの体験講習会の様子

DJI Phantom4 Pro の特徴、飛行させる前の準備段階などを解説いたしました。

操作方法の確認

操作方法をお教えしながら、実際にドローンを飛行させます。

操作方法

飛行の練習では、ドローンの離着陸のためのヘリポートやパイロンなど、標的になるものがあると便利です。

実際の飛行

ドローン3次元計測コース体験会

参加資格:ドローンの活用を検討している個人、法人で三次元モデル生成に興味のある方

※雨天の場合は中止となります。また天候が崩れる可能性がある場合も、前日に中止のご連絡をメールでお知らせしていますが、今回は無事に開催できました。

3次元モデル生成のために使用したドローンは、下記の2機でした。

はじめてのドローン3次元計測コースで使用した機体
DJI Matrice600(Sony α7搭載) DJI Phantom4 Pro

3次元計測コース 講習の様子

こちらは、DJI Matrice600 です。

ペイロードが大きいことから産業用としても活躍できます。

テーブルの上には各機体のケースがズラリ。

皆さん、熱心に講習を受けられました。

– 講習内容 –

  • DJI GS PRO、Pix4Dcapture、Mission Planner、Litchiで飛行プラン作成方法
  • 飛行プランの作成
  • DJI Phantom4 Pro とDJI Matrice600を自動航行させ写真撮影
  • smfソフト(Pix4D)を使った処理方法を解説
  • 座標の入力方法(設置済み)
  • 3次元モデルの出力

ご自身のドローンで実習したい方には、事前に機体名をご連絡していただきました。

また、ノートパソコンをお持ち頂いた方には、Pix4D の無料版をインストールしました。

アプリケーションソフト

法人・官公庁向けドローン体験会

2016年10月28日(金曜日)に産業用(DJI MATRICEM100、M600)および精密農業に関連するドローンやマルチスペクトルカメラの体験会を行いました。
参加資格:ドローンの活用を検討している法人のみ

  • 日程:2016年10月28日(金曜日)
  • 時間:13:00~16:00
  • 場所:ドローン練習場ブーメラン(宮城県黒川郡大和町)
  • 定員:3名~5名程度
  • 費用:無料

※雨天中止、天候が崩れそうな場合も、前日にご連絡いたします。また、参加者が多数の場合は、先着順で登録させていただきます。

体験会で使う機種
DJI Matrice 600 DJI Matrice 100 3DR SOLO
DJI Inspire1 PRO DJI Phantom 3 DJI Phantom 4

体験会では、一般的によく知られている Phantom シリーズから大型の Matrice600 までを体感していただきました。

その他、精密農業に活躍が期待されているマルチスペクトルカメラ、水中調査や捜索用の水中ドローン、高性能なジンバル機能の RONIN-MX もご用意しました。

講習会の様子

体験会は、弊社が所有するドローン練習場「ブーメラン」にて開催しました。

Matrice600 を飛行させる準備です。

農業向けマルチスペクトルカメラ Sequioa(セコイア)をご説明。

手前にあるのは、大型モニタ-やドローン専用BOXです。

国内では珍しい水中ドローン「BlueROV2」もご用意しました。

肌寒い中、熱心に聞いておられた参加者様たちです。

小型ドローン、カスタマイズ可能なドローンなど、さまざまな機体がズラリと並ぶ光景は圧巻です。

産業用ドローンは、3次元データーの収集の新しい技術として測量やインフラ調査業務で活躍が期待されています。

購入前に実機を触って体感したいという方には充実した時間となったようです。

初心者講習、出張講習、法人向け講習会は産業用ドローンスクール仙台へ

今後も、地方自治体の危機管理や災害調査など、公的な運用を視野に入れた講習会や体験会を開催いたします。

導入予定のドローンが「どの程度の性能なのか?」「実際に何ができるのか?」など、目で見て触れた上でご検討いただくという、ドローン導入への良い機会になればと考えております。

各地へ機体を持ち込み出張での対応も可能ですので、ご希望の方はご連絡ください。

弊社では、さまざまな産業に参入するドローンに関して知識と経験をもち業務に励んております。

講習会や体験会などのドローンスクール、測量や農薬散布など産業用ドローンの導入相談、水中ドローンの販売およびメンテナンスなど、ドローン全般に関する事業を手掛けております。

導入や講習会はもとより、ドローンに関するちょっとした疑問などもお気軽にお問い合わせください。

産業用ドローンスクール仙台は、ドローンとともに歩む企業です。

専門スタッフがお応えします。
法人・官公庁向け無料講習会 概要

カメラマン必見!「ドローン空撮体験会」

ドローン空撮体験会の概要
2016年11月4日、肌寒い季節での開催でしたが、プロのカメラマン向けに弊社の所有するドローン練習場にて、ドローン空撮体験会を行いました。

  • 参加資格:プロのカメラマン(写真、動画は問いません)
  • 日にち:2016年11月4日(金曜日)
  • 時間:13:00~16:00
  • 場所:ドローン練習場ブーメラン(宮城県黒川郡大和町)
  • 定員:3名程度
  • 費用:無料
体験会で使用する機体
DJI Matrice 600(RONIN-MX搭載) DJI Inspire 1 Pro

Matrice 600はRONIN-MXを搭載し一眼レフカメラも取り付けることができるので、プロの方も納得の写真撮影が可能となります。

この2機種は、CM撮影などにも使われています。

メインの2機種の他にも、小型機もご用意しておきました。

その他の機種について
DJI PHANTOM 3 DJI PHANTOM 4 3DR Solo(GOPro搭載)

操縦士とカメラマンそれぞれの役割に専念できる

今回の体験会で使用したドローンは、機体を操縦する人とカメラ操作をする人がそれぞれ別に動かせるように、操縦器が2つご用意しました。(※小型機を除く)

カメラマンの指示に合わせて操縦士がドローンを飛行させてカメラマンが撮影するといった、役割分担をすることにより、それぞれの作業に専念できるのが大きなメリットです。

ドローンの操縦は弊社のスタッフで行いました。

カメラマンはその間、空撮だけに集中できたようです。

もちろん静止画、動画どちらもOK。

納得のいくまでカメラワークを体験していただきました。

ですが、今回開催した空撮体験会は、立地条件としては特に重視はしませんでした。

開催場所であるドローン練習場ブーメランの周りは、ロケーションとしては微妙な場所なのが申し訳ないお気持ちでした。

さらにMatrice 600に搭載する一眼レフカメラは、ニコンD7000とこれまた微妙な機種。

参加された方の満足度は低かったかもしれませんが、体験として価値あるものになっていただけたら嬉しく思います。

無事に開催終了した「ドローン空撮体験会」。

産業用ドローンスクール仙台では、このようなイベントを不定期ですが行っております。

また、ドローンスクール、水中ドローンの販売、ドローン販売、測量など、さまざまな業務を行っております。

ドローンに関することは、ぜひ弊社にお声掛けください。

産業に期待される大型ドローン&マルチスペクトルカメラ無料体験会

産業用ドローンは、3次元データーの収集の新しい技術として測量やインフラ調査業務で活躍が期待されています。

弊社では、それらの業務に使用可能な機体を体験していただくイベントを行いました。

大型ドローン&マルチスペクトルカメラ無料体験会の概要

産業用(DJI MATRICEM100、M600)および精密農業に関連するドローンやマルチスペクトルカメラの体験会を開催いたしました。

産業用ドローンの導入を検討されている方にとってはとても有意義な時間となったようです。
参加資格:ドローンの活用を検討している法人のみ

  • 場所:ドローン練習場ブーメラン(宮城県黒川郡大和町)
  • 定員:3名~5名程度費用:無料
    体験会で使う機種
    DJI MATRICE 600 DJI MATRICE 100 3DR Solo
    DJI INSPIRE 1 PRO DJI PHANTOM 3 DJI PHANTOM 4

    体験といっても1人数分程度しか飛ばせません。

    およその感覚を知る程度です。

    ですが参加された方々は、短い飛行時間ながらも価値ある体験として有意義な時間となったようです。

    今回も、無事に開催および終了することができました。

    体験会・講習会でよくあるご質問

    生徒さん

    参加費はどのくらいですか?

    スタッフ

    無料でご参加いただけます。

    生徒さん

    どのくらいの時間、操縦体験ができますか?

    スタッフ

    時間が許す限りバッテリーが許す限りたっぷり飛ばせますw

    生徒さん

    この日程のみの開催ですか?

    スタッフ

    ご希望があれば、随時開催します。

    生徒さん

    参加には何か条件がありますか?

    スタッフ

    内容によって異なります。

    生徒さん

    参加には何か条件がありますか?

    スタッフ

    内容によって異なります。
    例えば、産業分野でドローンを活用したいとご検討されている方向けの体験会では、ドローンに触ったことがないという方の飛行体験はご遠慮ください。見学については問題ございません。

    生徒さん

    必要なものは?

    スタッフ

    弊社が所有するドローン練習場ブーメランにて体験会および講習を行う場合は、トイレや自動販売機、手洗い場がございません。建物なども一切無い状態ですので、必要なものは事前にご準備をお願いいたします。

    体験会でご覧いただく機体に関して、弊社で所有するものを実機でお見せします。

    ※機体に適したカメラを装着する予定ですが、変更になる場合もございます。

    DJI MATRICE 600

    A3 Pro

    DJI MATRICE 100

    開発研究向けのドローンDJI MATRICE 100。

    この機体は、さまざまなオプションを搭載することができ、ドローンの可能性を広げてくれます。

    こちらの動画では、MATRICE 100 に、Guidance(ガイダンス)を搭載したモデルが紹介されています。

    Guidance(ガイダンス)は、ビジュアルカメラや超音波センサーなどを搭載して、全方向障害物検知を実現しています。

    3DR Solo

    solo

    こちらの機体はまだまだメジャーではありませんが、非常に高性能なドローンです。

    小さい機体ながら800gのペイロードがあることが魅力です。

    Sequoia

    弊社ではこの機体にマルチスペクトルカメラ Sequoia(セコイア)を搭載し、精密農業の研究を行っております。

    体験会では、解析した画像をお見せいたします。

    初めてのドローン体験!ド素人が Phantom 3 を操縦してみた

    テレビニュースなど、メディアでも取り上げられることが多くなり、グッと知名度が高まっているドローン。

    ですが空撮ということからその敷居が高いと感じる人は多いはず。

    そこでGPS機能を搭載しているドローンなら、ラジコン経験すらない初心者でも操縦できる事を証明すべく、素人代表としてドローンを体験しました。その様子をご紹介します!

    宮城県のドローン・マルチコプター練習場「ブーメラン」

    足を運んだのは、宮城県仙台市に隣接する大和町。

    ここには、ドローン・マルチコプター練習場「ブーメラン」があります。

    泉中央から車で15分程度と、仙台エリアでは最も近い練習場です。

    緑豊かな丘陵地帯で、1080㎡もの敷地面積です。

    練習広場が広がるこの練習場では、発着台やテントなどが整備されており、自由に飛行することが可能です。

    ドローンの飛行にはさまざまな規制があり、むやみにドローンを飛ばすことはできません。

    その中でもこの練習場なら、すべての法規制をクリアしています。

    安心してドローンを飛行することができるといいます。

    重要法規制をクリアしている練習場ですが、航空法に定められた飛行ルールに基づき各自責任をもって飛行させましょう。

    風速3~4mでホバリングに挑戦!

    ドローン体験に操縦したのは、DJI Phantom 3(ファントム 3)。

    当日は2日前に通過した大型台風の影響なのか、晴天ながらも風速は3~4m。

    やや強い風が吹いていました。

    ドローン飛行は風速5mまでという練習場での規定。

    リミットぎりぎりな環境下での体験でした。

    大まかな操縦方法を習ってから飛行開始。

    恐る恐るコントローラーの右スティックを前方に倒すと、プロペラの回転数が上がり、ギュイ~ン!という音とともに機体がスッと地面から飛び立ちました。

    おぉぉぉー!こ、これは小気味良い!

    軽快な飛行に関心しながら操縦を進めます。

    操作レバーを離すと、その場所にピタリととどまってくれるドローンにも驚きです。

    時おり吹く強風でも、機体の性能が良いため一切流されることなく見事にホバリングしていました。

    操作は4パターン!単純明快な操縦方法

    右スティックを右に倒せば、ドローンは高さを維持したまま滑らかに右へと移動します。

    また左に倒せば、左方向へ。

    左スティックを前後に倒せば前進また後退。

    また右スティックで左右に動かせば、その場で旋回します。

    操作方法は、この4パターン。

    これだけで機体が自律的に飛行して風圧にも対応してくれるのです。

    コントローラーのスティック操作の基本
    • 上昇&下降:右スティックで行います。前方に倒すと上昇、下方に倒すと下降。
    • 前進&後退:左スティックで行います。前方に倒すと前進、下方に倒すと後退。
    • 横移動:右スティックで行います。左に倒すと左へ移動、右に倒すと右へ移動。
    • 旋回 :右スティックで行います。左に倒すと左へ旋回、右に倒すと右へ旋回。

    このような操作方法は、操縦というよりも、まるでパイロットに対して、「上昇して」「そのまま左に行って」と、管制官のように指示を出しているような感覚です。

    ドローン業界のこれからの技術革新として、Apple社のSiriのように、声で指示するだけで自由に飛行させられるような、パーソナルアシスタント的な機能も開発するのでは?そのような期待が頭をよぎりました。

    上空140m!4Kカメラからの映像に気分爽快

    ドローンの操作方法に慣れてきたら、コントローラーの右スティックを前方へと倒してみました。

    するとドローンはみるみる上昇して、あっという間にコメ粒ほどの大きさに…。

    肉眼では追えなくなったので、コントローラーにに取り付けたダブレット端末のモニターを見ると、上空140mからの空撮映像が映し出されています。

    4Kカメラの高解像度の画像は、まるで飛行機の窓からみた景色そのもの。

    しかも、静止画と見まがうほど微動だにしない安定性には驚きました。

    地上で体感している風が上空でも吹いているにも関わらず、この安定した映像を目の当たりにすると、「これなら空撮や測量などの産業用に活用できる」と、納得させられたのでした。

    ドローンの操縦訓練が必要な理由

    ラジコン経験すらない初心者の私でも、操作方法をすぐに習得して飛行させることが可能なドローン。

    ですがドローンには、飛行訓練が重要不可欠なのだそうです。

    それは、GPSが切れてしまう事態もあるというためです。

    重要GPSが切れると、ドローンの位置情報を取得することができなくなります。

    GPS機能が搭載されている機体でも決して万全なわけではありません。天候や地形などの影響から、稀にこの機能が働かなくなる場合が起こるのだそうです。

    オペレーターというドローンの操縦者として、どのような環境下になっても安定した飛行を維持させる能力が必要といいます。

    ドローンスクールで確実な技術&確かな知識を

    もしドローンのオペレーターとして仕事についたとき、どのような悪天候に見舞われたとしても、安定した飛行で対応する必要があります。

    それは仮にホビー用として飛行させているとしても同様です。

    どのような事態でもそれを回避させ、さまざまな環境下でも安定して飛行できるよう、産業用ドローンスクール仙台ではGPSがない状態を踏まえたうえで、自社のドローンパイロットを日々訓練しているのだそうです。

    ぜひ皆さんも、ドローン飛行にチャレンジしてみてはいかがですか?

    (体験レポート/早坂 登)

    オリジナルプランにてドローンの出張講習及び産業用ドローン体験会

    個人の方から「これからドローンの仕事がしたいので、出張講習をお願いできますか?」との問い合わせがありました。

    団体での講習は多々お受けすることがありますが、個人レッスン的なものは稀です。

    しかし、マンツーマン指導するという意味では、とても充実したものになりました。

    オリジナルプラン 概要

    2日間に渡る出張でのオーダーメイドプラン。

    事前に依頼者様とご相談させていただいた結果、講習内容は以下の通りに決定しました。

    講習内容 ドローン操縦技能および安全管理講習
    3次元データを作るための必要な知識や操作方法の養成
    座学

    座学では、無人航空機の運航に係る十分な安全と法律の知識を学んでいただき、飛行業務の安全管理・運用体制に従事する管理者として成り立つようご指導しました。

    内容は以下の通りとなります。

    ドローンに関する法律全般 航空法/電波法/道路交通法/民法/個人情報保護法/その他法律
    ドローンの構造 構造/飛行制御技術/GPS/通信
    運用 安全確保/禁止事項/操縦時の注意点/操縦方法/運用時の確認事項/リチウムポリマーバッテリの取扱/事故発生時の対応方法/フェールセーフ設定

    実技

    実技では、安全に飛行させるための日常点検、整備や確認などから、安定した飛行技術から自動航行の設定および飛行、またトラブル時の対処法などを Phantom 4(ファントム 4)を使ってご指導しました。

    主な実技内容は以下の通りです。

    整備・点検 日常点検方法/整備/飛行前確認
    手動操縦 安定した離陸、着陸、空中操作ができること

    1. 垂直離着陸 低高度  目視:機体後方
    2. ホバリング 目視:機体後方
    3. 水平移動(前後左右)目視:機体後方
    4. 垂直離着陸 高度から実施
    5. 可視範囲での遠方飛行
    6. 緊急時の操作

    1~3は、GPS援用と、GPSなしの両方で実施
    1~6の復習(操縦技術の向上、不得意実技の練習)
    実技検定の練習

    自動航行 自動航行の設定方法/自動航行による飛行/トラブル発生時の操作介入

    3次元測量コース

    3次元測量では、以下の手順で行いました。

    アプリの説明 DJI GS PRO、Pix4Dcapture、Mission、Litchiで飛行プランを作る方法を解説
    プラン作成 飛行プランを作成します
    自動運行 DJI PHANTOM 4を自動航行させ写真撮影します
    解析ソフト smfソフト(Pix4D)を使った処理方法を解説します
    座標入力 座標の入力方法を解説します
    データ出力 3次元モデルの出力

    講習の様子~1日目

    飛行前の準備&確認作業

    講習1日目は基本操作からスタート。まずは飛行前の準備そして確認事項をご説明しました。

    • モバイル端末と送信機との接続
    • 送信機のアンテナについて
    • プロペラの状態確認及び装着方法
    • 機体へのバッテリー装着方法
    • 電源の入れる手順について
    • コンパスのキャリブレーションについて

    準備が終わり、いよいよ飛行開始です。今回、飛行に使用したアプリは「DJI GO4」です。

    ここでは飛行する前にどこを確認するかをご説明します。

    DJI GO4 使い方の詳細は、別ページにて解説します。

    確認すべき点は、画面左上部にある《すぐに離陸できます(GPS)》の部分をタップすると表示される画面です。

    《機体ステータス一覧》を確認することが必須です。

    ここで機体に異常があると赤色で表示されますので、原因を解明をしてから飛行するようレクチャーしました。

    また、日本での一般的な送信機はモード1 ということから、弊社でも《モード1》に設定しています。

    飛行させる時にモードを確認しておくことも重要です。

    異常があると赤色で表示されます。

    安全にドローンを飛ばすためにも、原因を解明させましょう。

    この時は、無線チャンネルに異常がみられました。

    機体ステータスの確認が終わったら、スティックを逆ハの字にしてモーターを作動させます。

    右スティックを前方に倒し離陸です。

    送信機の持ち方について

    アプリの説明、そして送信機(プロポ)の操作方法をレクチャーして飛行開始しましたが、そこで目に止まったのが依頼者様のプロポの持ち方。

    依頼者様は左右のスティックを親指の腹で操作していました。

    時おりスティックをはじくような「ポンッ」という音も聞こえてきます。

    スティックは、親指の先で上から押し付けるようなイメージな持ち方をすると、細かな操作がしやすいことをレクチャーしました。

    手始めに白線上にカバンを置いて、前進させる訓練です。

    ドローンの操作方法はさほど難しくありません。ですが、ちょっとしたスティック操作で機体の方向が変わってしまいます。

    ラダー 機体を回転させる エレベーター 機体を前後に移動させる
    スロットル 機体を上昇&下降させる エルロン 機体を左右に移動させる

    機体の後部が常に正面にくるようにカバンまで白線上を飛行させます。

    この時にラダー操作をしてしまうと、機体がずれてしまいます。

    依頼者様は、ラダーが入りやすいようで、枝分かれするかのように、左右に機体が反れてしまっていました。

    ですが、何度も操作していくうちに段々とコツが掴めてきたようです。

    自動航行する方法

    基本操作を学んでいただき、次に自動航行する方法をレクチャーしました。

    ここで使用したアプリは「DJI GS PRO」「Pix4Dcapture」「Litchi」です。

    3つのアプリの違いなどを学んでいただきました。

    設定した通りに自動航行するドローン。

    自動航行は測量などでよく使用されるので、ドローン講習を受ける機会に一緒に学んでおくと後々便利です。

    講習の様子~2日目

    2日目は強風の中での練習をレクチャーしました。

    GPS機能が作動している最中は、たとえスティックから指を離しても、その場でホバリングします。

    ですが、ドローンを操縦するうえで重要なのは、GPSのない状態でいかに機体を安定飛行させるという点です。

    そこで講習では《ATTIモード》でのホバリングをする訓練、そして慣れないうちは少しの風でも影響を受けることから操縦不能となる恐れもありますので、回避方法もレクチャーしました。

    まずは送信機の左手の人差し指が当たる部分にフライトモードの切り替えスイッチがあるので、ATTIモードに設定します。

    Pモード(標準モード) GPSやピジョンポジショニングセンサーなどが作動するので、安定した飛行が可能
    Sモード(スピードモード) 障害物センサーがOFFになり、高速飛行が可能
    A(ATTIモード) GPSなどのセンサーがOFFになり、手動で操縦

    ATTIモードに設定すると、GPS機能やピジョンポジショニング機能がOFFになるので、風の影響を受けやすくなります。

    もし強風が吹いたら、あっという間に機体は流されてしまいます。

    ATTIモードになると、スティックから指を離さずに飛行させる必要がでてきます。

    2日目では、さまざまな飛行を習得するために、真四角になるよう4点および中心に1点、パイロンを配置しました。

    1日目では機体が常に正面にくるように飛行させましたが、前後左右がそれぞれ正面に向いての飛行、斜め移動などをレクチャーしました。

    後部が正面のときはプロポも操作しやすいのですが、それ以外ではスティックの動かし方が真逆になったりするので難易度は上がります。

    ドローン飛行に大切なこと

    2日間の講習では、実技とともに上記にあげた座学も学んでいただきました。

    マンツーマン指導だからこそ、細やかな面まで質問を受け、また教え伝えることができました。

    ですが、依頼者様はこれからが大変です。

    ドローン飛行は、GPS機能やビジョンポジショニング機能が作動していれば、誰でも扱えることができます。

    ですが、それらの機能が働かない場面に遭遇することも十分に考えられます。

    大切なことはGPS機能やビジョンポジショニング機能が作動していない状態で、的確に飛行させる技術です。

    それには、まず第一に練習を継続させるという点があげられます。

    ATTIモードでホバリングを保つ技術、機体が前後左右関係なく安定して飛行させる技術、トラブルが起きることを未然に防ぐ技術など、これは講習を受けたからといって会得できるものではありません。

    GPSの機能不全が起これば、強風が吹くと、あっという間にドローンは流されてしまいます。

    そういった時に頭で考えていたら間に合わないといっても過言ではないでしょう。

    継続は力なり―――。

    頭で考えるよりも、既に指先でスティックを操作しているという身体で覚えるという技術が最も大切です。

    個人団体問わず出張も承ります

    弊社では、個人講習も承ります。

    依頼者様がどのようなニーズを求めているかを事前にお聞きした上で、ご要望に沿った内容のカリキュラムにて講習いたします。

    お問合せはこちら

    国家ライセンス制度、補助金、講習内容など、ご不明点はいつでもご連絡ください。講習日に見学も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。


    022-738-8861
    お問合せメール
    〒981-3203
    宮城県仙台市泉区高森4-2-342
    電話:022-739-8861
    Mail:info@xd-fun.com

関連記事

宮城県美里町の南郷高で大規模講習会を行いました。

全国のドローンレーサーが仙台で競演!「Tri Drone2022」

ドローンに使われる電池はどんなもの?

二等無人航空機操縦士の実技試験内容とコース紹介

国内初ドローン海難救助コンテスト「CMRC2018」-「救難」優勝報告!

LiDAR搭載 ライトローバーのOSイメージの書き込みからラズペリーパイの設定まで

PAGE TOP